キジ全て公開|飼育|種鳥の選別
キジ一対
目次
種鳥の選別
今回から一旦「ヤマドリの飼い方」に関する事を離れてキジ
の飼育について書いてみたいと思います。
キジはヤマドリ同様飼育は似たり寄ったりですが
幾分、異なる事もありますね・・
大きな利点と言えば「有精卵の獲得」が容易なことです。
初心者でも簡単に飼育出来ます
しかしある程度の知識は必要ですね・・
有精卵は初卵(3月下旬頃)と終卵(7月上旬頃)は80%位ですが
最盛期になると95%位でしょうか・・
先ずは難関突破です。
種メスを選ぶにはヤマドリ同様です。
メスの状態の見極めが大事ですね!
種卵を得るには、年数2年目をピークに1年目、3年目が
良いです。
3年以降はだんだんと下降していきます。
メスはその都度入れ替えをします。
雛を種鳥として使う時は1回限りにします。
血縁上良い結果が出ませんのでオス、メス
どちらか変えます。
愛玩として飼育するにはその点は無視して良いでしょう。
条件が良ければ楽に10年は飼えますよ!
オス・メスの比率
さて種卵を得る方ですが
オス、メスの比率は1:3~1:7くらいでしょう
仮に1:1にした場合 強いオスの場合にはメスを
殺傷しかねないので最低でもメスは3羽以上にしたいです
勿論、メスが多くも無性卵が出る確率は微々たるもの
必要に応じて加減した方が良いですね。
施設は場所をとらない
施設はヤマドリと違って有精卵を得る事が容易なため
広い施設は必要ないです。
施設は後程書きますが一坪程あれば可能です。
メスが多くもオスは必ず1羽です。
他種の鳥もオスは1羽です。
発情期になると殺傷するからです。
キジ オス・メス
どうしても雛を求めるなら出来るなら2対用意すべきです。
と、言うのはオス、メスどちらも1シーズンおけば
何かトラブルが出てきます。
淘汰した時は特にオスの場合いなくなればそのシーズン
はムダになってしまいます。
オスは予備としておくべきですね!
種卵を得る時期
12月には入れて様子を観る事です。
必ず異変が生じますので日々観察です。
少なくも産卵2ヶ月前にはペアを整えておきたい!
いきなりオス、メス組み合わせても旨くいきません
人間も急に親の言うとおりに一緒にされては
旨くいきません・・
鳥の世界もそうなんです・・・
明快にしたいのは鳥との意思疎通なんです・・
それには日々の観察がとても重要になります。
↙ ↙ ↙
まとめ
選定で1シーズンの良否が決まるので
慎重に対応しなければなりません。