キジ全て公開|飼育の技法|30~60日令
キジつがい
目次
キジ飼育の技法
30日令~60日令
30日令
まだまだ゛ヤマドリと一緒に飼育です。
中雛のブロックへ移動します。
移動手段は追い込みが効率良いのですが、
固体(雛)の健康状態をみるのに一羽々捕まえ
調べます。
ワクチン接種
この際、なるべくなら疾病対策としてワクチンを
接種します。点鼻、点眼、注射とありますが
点眼接種です。
片目に一滴垂らします。
一瓶1,000円チョットで1,000羽分
主なものはニューカッスル、鶏頭、気管支炎、
等です。薬局で購入可能です。
ここで、ワクチンとは治療薬ではないと言う
事を知らなければなりません。
ワクチン接種をすれば他への拡散を防止出来る
と言うことで決して病気を治すという事ではありません。
「ワクチンを接種したから、もう大丈夫」などと認識
してはあとで酷い事になります・・
この事は間違えてはいけません
作業は大変ですが発病しますと伝染性なら忽ち
広がり対処が困難になるので是非共実行
したいですね!
最悪、全羽数淘汰しなければなりません・・
少羽数の飼育の場合はこの限りではありません。
要所々キチンとすれば疾病の心配はありません。
他の飼育者との頻繁な交流又、購入する時の
固体(キジ)の良し悪しなど細菌、ウイルス
など持ち込まないように確認が大事です。
中の構造
10日令~も同じですが床面はコンクリートにするのが
最適で、傾斜を付けます。洗浄した時排水を良く
するためです。
細菌は温度が「25~30℃」くらいになると急激に
増殖が盛んになるので要注意です。
糞、散らばった餌など時間が経つと細菌の増殖に
なり疾病の原因になりかねますので常時洗う
ようにします。
キジの幼雛、中雛を淘汰させず丈夫に育てるには
やはりコンクリートにするのが適当ですね!
雛の時は免疫も不十分で疾病とかストレス
思わぬ事故などに対処するのが不十分なので
良く目を通す事が求められます。
疾病に関しては床面は土でなくコンクリート
が無難です。
土で飼育する方が、大分いますがデメリットは
●疾病になり易い
●掃除が大変
●土壌の転地変え
●排水の悪さ
などなどあげられます。
少なくも中雛位までは床面はコンクリートです。
土がなくとも雛の影響はありません。
各ブロックは多めに
少羽数の場合は、敷地がある程度広さがあるならば
部屋を2当分、3当分に区切るようにします。
「網」を上から下げ土中に埋めて両端にキジ
が出入り出来るくらいの出入り口を付けます。
そうする事により土の転地変えがスムーズに
出来ますね
転地変えは消石灰を撒いてから起こします。
逃げ場
隠れ家として障害物などおきます。
成るべく持ち運びが簡単な軽めの方が良い
板切れ、箱、スレート、枯れ木などなど
固体(雛)は何か異変があると隅へ行く
習性があるので重なり淘汰しないためにも
障害物は必要ですね。
何か異変が起これば直ぐさま隠れますので
用意して上げなければなりません。
この頃は砂浴びもしますので一角に器の中へ消毒した
砂+土を混ぜたのを置きます。
飼料のみだけではダメなので緑菜は欠かせません
自家製の野菜が不足したら野にある柔らかな野草を
与えます。
アレチウリ
アレチウリ(外来種)という野草は好んで食べますよ
ウリ科のツル状のものであと始末も簡単ですね
野草の場合は除草剤を撒くようなところは極力
避けた方が良いですね
暑い日、又好天が続く時は散水してあげるとストレス
解消にもなり後々野外へ出たときの対策にもなります
ので
実行したい事柄です。
↙ ↙ ↙
まとめ
この時期は人に例えるなら10代ころになりますね
人同様、多感のころです。
ここでしっかり体力つけさせるためにも管理が
大切ですね(^^)ニコ