キジ全て公開|飼育|集卵
キジの施設
産卵
ヤマドリと違い施設はかなり小さくて済みますから
集卵は容易い
キジの産卵は朝方、昼頃、夕方とマチマチです
朝方はまばらですが昼過ぎから夕方に集中します。
産み方はいろいろですね・・
浅く穴を掘り木の葉を敷いて座り心地良いように
丸めて産みます。 これは自然界と同じ
大体は同じ場所ですが所構わず産むのもいます。
産んだら直ぐに取るようにします。
水溜りに入った卵は捨てるように
細菌が卵中に入ってしまい孵化に影響が出ます。
汚れの除去
ヤマドリと同じですが集卵した卵は直ぐに汚れを
取り除く。
流水にて汚れを落とす。(2~3秒くらい)
鈍端部を上にし1,000倍の消毒液を散布する。
書物などでは水洗いは禁物とありますが、現実では
何年も実証済みです。異常ありません。
自然では風雨もありそれに耐え孵化しています。
生命力は計り知れないものを持ち合わせているんですね~
理論と現実は相、反するものがあります。
消毒液はいろいろありますが逆性石鹸のパコマ、
クリアキル、アストップなどなどで1,000倍液を
散布します。
朝晩、毎日消毒液をかけて乾燥しないようにする。
種卵は集卵後直ぐに洗浄消毒するのが理想
これは時が経つにつれ病原菌が卵殻内に
入ってしまうからです。
2時間が限度で後に消毒しても後の祭りで
消毒の効果は半減します。
そういう事があるので集卵回数は日に最低4回
以上行いその度に消毒をします。
これをしないと後々の孵化率、育成に
左右される重要な事です。
卵の消毒
逆性石鹸、両性石鹸1,000倍液で1~3分
液温40~43℃が重要
液温は絶対に卵中温度より低くてはならない。
集卵
キジ(種親)を出来るだけ刺激させないため
外部から集卵する
集卵する網
方法として両隅の網に画像の「タモ」が入るくらいの
穴を開け救い摂る事によりキジを脅かさず
又、いちいち中へ入る手間が省ける
それに中へ出入りする際キジの逃避を防ぐ
食卵
これは困りますねえ~
ストレスとかキジの性格、餌の成分不足などが
ありますが初卵、終卵の頃に見られます。
チョット突くようなら最盛期には治るようです。
全部食べてしまう様ならそのようなキジは
替える用意があります。
どうしてもそのキジを使いたい時は応急処置
として嘴の先の尖がり部分を「半田ごて」で平に
焼き切ります。
産卵個数
様々です。 10~50位い 正常で2腹~3腹
つまり 抱卵は10~13個位ですが何かのトラブルで
消滅した後又、抱卵します。
いつ頃まで産卵
3/中旬~7/中旬 その前、その後もあります。
これも様々です。
平均に産むのもあれば一服してからのもありますが
マバラです。 要は平均より上なら嬉しいですね~
やはり、4~5月は最盛期ですね!
この二ヶ月で大方占めるようにしたいです。
↙ ↙ ↙
まとめ
孵化率を上げるために産卵後直ちに集卵
して処置します。
卵の表面は肉眼では見えない無数の穴があり
細菌が侵入してしまう恐れがあるので
極力早めに集卵します。