ヒナ、ヤマドリとヒナキジの雌雄判別2
目次
メス、オスの判別
発生したヒナの餌付けも成功して日ごとに
成長していくヒナですが 何となく気になるのが
オス・メスの判別でしょうか?
キジの判別
前回ヒナヤマドリの判別をしましたが
今回は “キジの判別„ をします。
簡単な見分け方を紹介したいと思います。
キジはヤマドリのように ‘尾羽根でなく翼‚ に
よる判別です。
成鳥になるとオス、メス共、羽根の色は異なり
ますので幼雛、中雛の頃にはオス、メス共
羽根の抜け変え時に何処かに何か変化があります。
初列風切羽根に注視
注意して観察しているとありました!
メス
オス
画像のように翼は
初列風切羽根→次列風切羽根→三列風切
上へ上がって初列雨覆→小雨覆(右上)中雨覆(中)
大雨覆(下)→肩羽根→小翼羽(左上)
とありますが注視するところは初列風切羽根で゛
10枚あるうち最初の1番目です。
この1番目の羽根は他の羽根より出て来るのが
遅いので“タケノコ(筆毛)”が伸びてきてからでないと
判断が難しいです。
日数にして40日前後位でしょうか!?
メスの場合は他の羽根(2番目以降)と同色です。
成鳥まで同色です。
キジメス
オスの場合は1番目の羽根が(2番目以降)と比較して
白い部分が見られます。矢印
1番目の羽根は他の羽根より短いのて゜直ぐ
分かります。
キジオス
オスの場合は初列風切羽根①~⑩に白っぽい横線が
見られます。
3ヶ月もすればオス独特の色彩が身体全体に
ボチボチ出てきます。
左右の翼は同じです。
見分けは翼が確実
体形からしてもメスは身体がオスより一回り
小さめです。
オスの頭部はメスより大きめで顔面の赤色部が
薄っすらと出てきます。
2ヶ月もすれば赤色部が見らます。
体形だけで判断は100%見分けが困難ですね
羽根の色彩で見分けると先ず間違いありません!
脚もオスはメスより太く蹴爪が出てきます。
メスは蹴爪のところが突起部分がチョッピリ
丸みを帯びています。
鋭い突起はありません
コジュケイは難しい
コジュケイですが判別の方法は難しいです。
何方かご存じの方は教えて頂きたいです・・
成鳥になってもオス・メスの羽根が同色なので
これといった特徴はヒナの時点では現れませんね~
唯一確認出来るのは“蹴爪”です。
蹴爪が“ゆず”のトゲのように鋭く尖ったのが
オスで一方メスは丸みを帯びたチョッピリ
小さめの突起です。
以上のように成鳥でオス・メスの羽根の色が
違う鳥は幼雛・中雛の時どこかに見分ける
部分があります。
逆にコジュケイのように同色の場合はなかなか
困難極めますね。。
まとめ
雌雄の判別が分かれば後々の作業に対応できます
から早期に分かれば越した事はありませんね