キジ全て公開|飼育|貯卵
キジ一対
目次
貯卵
保管する場所
貯卵はヤマドリと同じです。
卵の形状で「えびつ」なもの、小さいもの
変形した卵、色が極端な色などは省きます。
一個でも二個でも勿体無いと思いますが
一緒に入卵した卵に影響を及びますので
異常な卵は廃棄します。
保管は日光が当たらず風通しの良い所を選びましょう。
トレーに木毛を浅く敷き卵の鋭端部を下に
鈍端部を上に置きます。
保管場所は定期的に消毒します。
汚れの除去
採卵した卵は直ぐに汚れを取り除く。
産卵が始まると産む時間帯が分るので
雨の日などは汚れが無いうちに集卵して
保管に努めたい
卵は流水にて汚れを落とす。(2~3秒くらい)
鈍端部を上にし1,000倍の消毒液を散布する。
消毒液はいろいろありますが市販の逆性石鹸
例えばパコマ、クリアキル、アストップ
などなどで1,000倍液を散布します。
朝晩、毎日消毒液をかけて乾燥しないようにする。
貯卵日数は3月末頃で最大1ヶ月、それ以降は大気の
気温が上がるので2週間くらいが限度です。
1週間事にフラン器へ入卵すれば良いのですが
あとの管理が大変なので2週間ごとにしております。
卵の保管は一日増すごとに劣化するので、なるべく
早めに入卵した方が良いですね
保管の条件
昨今は温暖化で保管時期も4月半ばには
常温での保管は無理が生じるので冷蔵庫
が必要になります。
キジの卵を保管する 冷蔵庫
10℃前後が望ましいです。これは2週間
保管の場合です。
孵化率うんぬんは保管の条件も大事な
要因になります。
貯卵の日数により保管温度が変わります。
1週間 15~20℃
2 10~12℃
3 10℃
4 7℃
2週間ごとに数回入卵するので次第に数が多くなるので
スプレーての散布は必ず実行しなければなりません。
乾燥を防ぐためです。
卵ばかりでなく保管場所もです。
エアコン設置が望ましい
本来はエアコンを設置するのが適切な方法なのですが
ない場合は4月上旬ころまでは室内、室外でよい
のですが4月半ば頃からは最近温暖化のせいか気温が
上昇ぎみです。
しかしエアコンの場合は冷却が低くも18℃くらい
でしょう。
なので貯卵は2週間なので冷蔵庫内の温度設定
出来る冷蔵庫に保管します。
書物では冷蔵庫の保管はマズイと言ってますが
大丈夫です。
数年来実行して実証済みです。
孵化も殆ど変わりません。
まず、採卵し処理しましたら冷蔵専用の各ブロック
事に木毛を敷き鈍端部を上に立てます。
少なくも一日一回は1000倍の消毒液をスプレーします。
2週間たったら入卵です。
貯卵は2週間なので室内の温度は10~12℃に設定します。
エアコンがなければ冷蔵庫内でも十分ですね
必ず 条件を満たせばOKです。
卵を洗うのは汚れを早く除去するためですが、洗いは
サッーと素早く洗い流します。
水で洗うのは禁物と言ってますがゴシゴシこすったり
削ったりしたのでは返って異物が卵中に混入すると
思いますが?
自然界では厳しい環境下で風雨などにサラサレて
いますが孵化はしてます。
生きるためにはの全てを心得ているみたいに思います。
↙ ↙ ↙
まとめ
孵化率を上げるためにも早めのフランが良いのですが
卵の数がそろわないと入卵はしたくないのですが
2週間過ぎたなら卵の劣化が進むのでただちに入卵
したほうが良いですね