ヤマドリ全て1から公開/飼育の仕方/2日~10日令
ヤマドリ発生2日令
雛の飼育
2日令
前回、初の餌付けをしましたが最初の出発点が
とても大事です。
1時間くらい後に仕切りを開放すると保温室から
一斉に餌、水のある方へ出て来ます。
あたりを右往左往しているうちに1~2羽が餌を
口にします。
シメタ! こうなるとまず成功です。(^_^)ニコニコ
最初の1~2羽が大事!
必ずそのような雛がいますから後の雛は追従
するだけです。
餌を置くだけでは余り興味を持ちません
刷り込み (刻印づけ)
生まれたばかりの鳥類で多くみられる。
目の前を動く物体を親として覚え込み、以後
それに追従して、一生愛着を示す現象。
鳴き声やにおいもこの学習の刺激となる。
インプリンティング。
と、言われている 刷りこみ 正に動物の
本能をみます。
初の餌付けの仕方
その最初の1~2羽が餌を食べるには
どうすれば良いか?
そこで、餌に興味を持たせるため若菜(新芽)を刻み
水でサッア~と洗い流し餌と混ぜあわせます。
すると、その新芽が混ざった餌を夢中で争奪戦です。
その様子を暫く見つめていると嬉しさが込み上げて
きますね(^^)ニコ
雛が少数の時は手に餌を取って食べるように促します
又は先輩の雛を同居させるのも良いですね
生まれたての雛は右も左も何も知りません。
人がその都度、手引きしてあげると直ぐに覚える
学習能力は素晴らしいです。
途中で淘汰してしまうのは人が正しい方向へ
導いてあげないから落ちてしまうんでしょうね
ハコベ
3~10日令
この頃は食欲旺盛で日に3~5度給餌します。
給水も汚れるので度々交換してあげます。
飲み水の容器
柔らかい新芽は何処にでもあるハコベがとくに
良く喜んで食べますね!
ハコベの茎から出た葉が虫の羽根に見えるんでしょうか?
餌を食べさせないと育ちません、柔らかい緑菜は
必須です。
床は衛生上金網にします。糞、食べかすなど下へ
落ちる様にしておきます。
(施設で説明します)
餌場、給水の場所は3段階くらいに仕切り、最初の
所が慣れてきたら次の仕切りを開放します。
又、慣れてきたら次を開け全部行き来出来る
ようになります。
朝方3~6頃は冷えこみます。
雛は未だ体温を保持出来ませんので寒さで斃死
してしまいますので体力つくまでは保温はかかせません。
サーモスタット付きで40℃くらいにセットしておきます。
暑ければ退りずけ寒ければ電源の方へ余って行きます。
序々に序々にがコツです。
保温室はフタをしてあるので雛の羽毛や糞などで
汚れます。
ファンモーター、ヒーターなども汚れるのでその都度
エアーで吹き飛ばしてやります。
食事を得た雛たちは保温室に行き眠りにつきます。
理想的な眠りの形は首を長く伸ばし両羽根を垂らす
形が熟睡です。
⇙ ⇙ ⇙
次回は10日令~
まとめ
生まれたての雛は何も知りません。
温かい所へ行くのも知らず角へ重なって死んで
しまうのもありますので熱源の所へ導く様に飼育場を
試作するようにしてあげます。
物事を学習するのは忽ちですから細部まで
注意が必要