ヤマドリ全て1から公開|飼育|フラン器の消毒1
ヤマドリ孵化2日令
フラン器の消毒 1
フラン機
孵卵機【フラン機】とは?
卵を人工的に孵化させる装置。
小羽数の場合は種親、チャボなどに抱卵させる。
大量生産には不向きですが労力は最小限で
済みます。
最近は通販で小羽数用のベビーフラン器が出て
いますが設定がなかなか難しいです。
扉を開け閉めするたび室内の温度、湿度など急激に
変化するので素早くしたほうが良いですね
その点、ある程度大きめなフラン機は
安定感があります。
何でも新品の時は良いものでトラブルが
少ないですね!
フラン器内の消毒は隅々まで
最初の内は消毒も簡単に済みますが
何回か使用しているうちに孵化率が落ちます
有機物(微生物)が段々残ってくるからです。
フラン器内の種卵は呼吸をしていますので
新鮮な空気が必要です。
都会のゴミゴミした汚れた空気より田舎の
綺麗な空気の方が清清しくて美味しい
結果は当然新鮮な方が良いですよね~
水洗は洗剤で
有機物(微生物)は目視しても見えないので
綺麗に洗浄したつもりでも結構有機物(微生物)は
残っています。
雛が発生した後は内部の発生座の卵殻など
引き出せるものは全て出し除去し
洗剤で良く水洗してから消毒します。
器内の内壁なども良く水洗してから消毒です。
消毒後布に消毒液を浸し器内を満遍なく
拭き取ります。
(逆性石鹸500~800倍液)
面倒だと思いますが後々の事を考えるとするべきです。
金属腐食性のヨード剤、オルソ剤などは避けるべきです。
小羽数用のベビーフラン器なども同様に隅々まで
清掃してから消毒します。
動墳がない場合は器内の卵座など外へ出せる
ものは出して逆性石鹸500~800倍液へ浸す
内部も消毒後布に消毒液を浸した布で
隅々まで拭き取ります。
尚、消毒液の原液はお近くの薬局で手に入ります。
自動湿度調整器は大型孵卵機に多く、自動的に最適な湿度を
保つための機能である。
自動的に給水と通気をすることで湿度を保つ。
小型の場合は水盤を置き調整します。
3~4月半ばは湿度が低いので
湿度が少ない時は水盤を増やしたり、水で布を
浸して吊るし調整する。
逆に湿度が高い時は水盤を減らす。
それでも高い時は水面に発泡スチロール
など浮かべる。
その水盤にフラン器を開閉するたびに消毒液
(逆性石鹸1,000液)を噴霧します。
あらかじめ逆性石鹸1,000液を作っておいた
方が良いですね
出来れば消毒は2~3度すれば良いですね
消毒液はメーカーによって違いますので
交互に使えば効果は上がります。
逆性石鹸使ったら次は両性石鹸を使う
交互に使い分けます。
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まとめ
消毒する前に隅々まで綺麗に清掃してから
消毒です。そして消毒後布に消毒液を浸した
布で拭き取ります。