ヤマドリ全て1から公開/疾病/病原体
ヤマドリ発生2日令
病原体 とは?
(病気の原因となる微生物)
雛を発生させて如何に永く生かせていけるか
大事な課題です。
外部からのいろいろな惨禍、又自身による
疾病で末永く生きる命を途中で絶えてしまうことは
残念ですねー
思わぬ事故は仕方ないとしても疾病に関してはある
程度は防ぐ事が出来ますね
前述しましたが疾病はある程度は防ぐ事が出来ます。
人もそうですが疾病に関するある程度の知識を
心得て事にあたれば怖い事はありません。
専門的な事を少々調べてみました。
小さい順にウイルス→ 細菌→ 真菌(カビなど)→原虫
ウイルスに関してはミクロの世界です。
それでは病気の基になる生物についてみましょう。
病原体
病気の原因となる生物
病原微生物
ウイルス 細菌類 リケッチア
スピロへータ 真菌類などがあります。
※リケッチア
一般細菌と同様 細菌として取扱われる
ようになった非常に小さな細菌群
※スピロヘータ
約50種が知られている
寄生虫 原虫類 宮中類 条虫類 線虫類
これらはどのようにして感染し増殖するのか?
感染と増殖
ウイルス
ウイルスは単独では増殖できないので、動物の細胞の中に
侵入し増殖する
細 菌
体内で定着して細胞分裂で自己増殖しながら、動物の細胞に
侵入するか、毒素を出して細胞を傷害する
真 菌
動物の細胞に定着し、菌糸が成長と分枝(枝分かれ)
によって発育していく酵母細胞では出芽や分裂によって増殖する
感染しないように日頃の管理が大事になりますね~
治療法
ウイルス
抗ウイルス薬
ウイルスは細胞膜がなく動物の細胞に寄生しているため、
治療薬は少ししかない抗ウイルス薬としては、ウイルスに
直接作用するものと、免疫機能を調節するものがある
細 菌
抗生物質細菌の細胞に作用、あるいは増殖を抑制する
真 菌
バイキン”とは黴(かび)と細菌を意味します。
細菌は単細胞、カビは多細胞!
カビは細菌の進化したもので単細胞生物である細菌は、
生きるための最小限の機能を一つ一つの細胞に持っているため、
子孫を残すには単純な二分裂で事足ります。
一方カビは様々な形態や機能を持つ細胞からなる
多細胞生物で、生殖には専用の細胞を作るなど、
子孫を残す仕組みも複雑です。
病原体とワクチンの種類
ワクチンは、含まれる病原体等の状態により、
不活化ワクチン、生ワクチン、トキソイド の
3種類に分けられる。
不活化ワクチン
不活化ワクチンは、病原性を消失させたり毒素を
無毒化したもので、体の中で病原体が増えることはなく、
発熱などの副反応が少ないワクチンである。
生ワクチン
生ワクチンは、病原性を弱めたウイルスや細菌を接種し、
それらが体のなかで増えることによって免疫力をつける。
自然感染に近い状態で免疫がつけられる。
トキソイド
トキソイドは、強い毒素を産生する細菌の毒素だけを
取り出して無毒化し、ワクチンにしたもので、細菌に
感染したときに、毒素による発病を防ぐことができる
まとめると
ウイルス | 細菌 | 真 菌(カビ) | |
生物の 分類 |
DNAかRNAの一方とタンパク質で構成された物質 | 単細胞原核生物 | 多細胞真核生物 |
DNAと RNA |
いずれか一方を持つ | 両方持つ | 両方持つ |
細胞質と 細胞壁 |
どちらも持たない | 細胞壁や細胞膜が細胞の
中身を包む |
強固な細胞壁や細胞膜が
細胞の中身を包んでいる |
増殖の 特徴 |
単独で増殖できない(生きら ない)ため、動物などの細 胞内に侵入して増殖する |
自ら栄養を摂取して単独で 増殖して生きられる |
ほかの栄養を摂取し、単独 で細胞がなくても増える |
治療法 | 一部のウイルスにしかワクチンによる予防接種ができず、 抗ウイルス薬も少ない |
一部のウイルスにしかワクチンによる予防接種ができず、 抗ウイルス薬も少ない |
抗真菌薬 |
こうしてみるとウイルスはミクロの世界で最小らしいですが
治療薬としては期待出来ませんね・・
細菌、真菌などはある程度治療法はあるようです。
何れにしても生物は坑病力がありますので体力を
落とさないためにもしっかり管理をしないといけませんね~
⇊
まとめ
もともと動物には坑病力を持ち合わせているので
規則正しい事をしてれば微生物に対する免疫が低下
しないので感染する事は余りない